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 『ユキノ・ララ・フェスタの日記』 

1533年9月18日

(c) IMC Games Co., Ltd. Published by Hanbit Ubiquitous Entertainment Inc.

1533年9月18日 リボルドウェ 快晴

新大陸での初仕事。
出会いは大切だと思った。

コインブラの港で挨拶を交わしたタルガ人の交易商ナジブ・シャリフさんと再会。
カレンは無愛想なわりに社交的で、知らない人ともすぐに打ち解けられる。
商店街ですれちがった時には旧友と再会したかのようだった。
相変わらずだ。

ナジブさんはリボルドウェを拠点に銃砲店を営んでいて、将来は骨董品も扱いたいらしい。
オポルト様式の箱について相談を受ける。
さっぱりわからず、ふたり揃って学のなさを披露してしまう。

そこでリボルドウェでは有名な収集家のベラさんに鑑定してもらう。
「オポルト出身なのにわからないの?」と言わんばかりの顔をされる。
ベレム作の茶箱だった。
言われてみればそんな気もするけど、見るのは初めてだったから仕方ない。
「茶箱など武門には不要だ」などと口走るカレンを止めるのに苦労した。

不慣れな街で右往左往したせいでナジブさんの店に戻ったのは陽が傾いてからだった。
ベラさんの住所は掲示板ですぐにわかったけど、実際にその場所を見つけるのは大変だった。
新大陸というと、だだっ広い荒野に掘っ建て小屋、なんて想像してたのが恥ずかしい。
コインブラもリボルドウェも立派な都会だった。
こんな都市がありながら、グラナド・エスパダにはまだまだ未開の地があるという。
どれほど広く、また危険なのだろうか?
不安がないと言えば嘘になる。

結局ただ茶箱を持ってうろうろしただけだったのに、ナジブさんは満面の笑みで迎えてくれた。
私たちを「シャキー」(発音にも綴りにも自信はない)とかなんとか呼んでくれた。
タルガ語で「兄弟」という意味の言葉らしい。
タルガ人の、というより、オルペシア人以外の知人を持つのは初めてだ。
新大陸の多様さに改めて気づく。

もらった報酬は少しだったけど、また仕事があれば声をかけてもらう約束をする。
明日にも商店街の仲間に紹介してくれるらしい。
これで仕事の依頼が来るようになれば生活も安定する、かも?

今、日記を書いていたら、先に横になっていたカレンが急に訊いてきた。
「あのタルガ人、名前なんだっけ?」
相変わらずだ。


 テーマ:グラナド・エスパダ  ジャンル:オンラインゲーム

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